今こそベースボールを！！

日本のリトルリーグは、多くのリーグが1970年代に設立され、毎年夏にリトルリーグの聖地である米国ペンシルベニア州ウィリアムスポートで開催されるメジャー部門のワールドシリーズで多くの選手が活躍し、世界一に何度も輝いてきました。リトルリーグというチームスポーツを楽しみながら、守るべきルール、仲間を互いに尊敬、尊重し合うことの大切さなど、子どもたちは貴重な経験、成長をし、社会に出て活躍しています。

一方、日本における野球界の足元を見てみると、野球を楽しむ人口は、若年層の減少、様々なスポーツ競技への分散など、複合的な要因で減少し、硬式、軟式問わず、チーム数も大きく減少しています。
子どもたちが心身とも健やかに成長するために野球に限らず、何らかのスポーツ競技を楽しみ、競技のルール・チーム活動のルールなどを覚え、経験することはこの年代に必要なことと考えます。また、地域でのチーム活動は、学校以外の仲間を増やし、一人ひとりにとって、学校では経験できない貴重な時間となるはずです。

新型コロナウィルスの感染拡大、コロナ禍と言われて久しいですが、外でマスクを外して広々としたグラウンドを走り回り、大きな声で、ぜひ、野球を楽しんでもらいたいと思います。
リトルリーグ東関東連盟所属の各リーグは、そうした子ども、選手を待っています。
一緒に硬式野球：リトルリーグを楽しみましょう。
そして、いつか日本代表としてワールドシリーズに出場しましょう。

リトルリーグ東関東連盟
理事長　内藤良智